店長のコラム

営業時間 13:00〜22:00

定休日 毎週金曜日

         (祝日は営業)

TEL 075-462-7007

FAX 075-462-7009

京都市右京区谷口梅津間町2

考えてみると、これまで私は日々の仕事の中で、実に多くのお客様から様々なご質問を受けてきました。

器具の選択から使い方、魚の病気の治し方、繁殖の仕方、水質の問題、コケ対策から水草レイアウトの作り方に至るまで数え上げたらきりがないくらい質問の中身は多岐にわたっています。私なりにその時々は精一杯考えてお答えしているつもりですが、全てのご質問にはたして的確なアドバイスが出来ていることやら・・・・

でも、後日お客様から「店長に教わった通りにしたら上手いこといったよ。」とお声を掛けて頂く場面に出会うこともしばしばあり、そんな時はとても嬉しい気持ちになると同時にそれらの積み重ねが私自身の自信にもつながっています。


今回は、熱帯魚を飼育していく中で最も基本的な事柄であるにもかかわらず、意外にも飼育のマニュアル本などには書かれていないちょっとした飼育のノウハウについてお話ししたいと思います。

アロワナなどの肉食系大型魚などの飼育をこれから始めようとお考えの方には、特にお役に立つ情報です。


よくあるご質問の中に、「アロワナが餌を食べなくなって、底の方でじっとしているんですがどうしたらいいでしょうか?」というものがあります。これだけでは何をどうお答えしてよいのか解りませんよね。でもこの時点で、私の頭の中では一応の答えとその原因が予測されています。念のため私は、どんなシステムでいつ頃から飼育されているのか、ろ材の内容と普段の水換えのサイクル、最近ではいつ頃水換えをされたのか、そしてその後餌はいつ頃与えられたのかをお聞きします。ほとんどのトラブルは、水質に問題が発生している場合がほとんどではあるのですが、必ずそこには原因というものがあるはずです。

トラブルを未然に防ぐためには一体どうしたらいいのでしょうか?水換えをこまめにすればいいのでしょうか?、ろ材をこまめに洗浄すればいいのでしょうか?私の答えはノーです。当店では、必要以上の過剰な水換えはお勧めしておりませんし、頻繁なろ材の洗浄や交換もお勧めしておりません。


 『水換えした直後は、決して餌を与えてはいけない!!』


私がお伝えしたいのは、たったこれだけのことです。このことさえ気をつけていれば、水槽内でのトラブルの発生をどれだけ未然に防ぐことが出来るか分かりません。このことをお客様にお話しすると、ほとんどの方がびっくりしたような顔をされて、そんなことは聞いたことがないとおっしゃいます。


水質を良好に保つためには、ろ過を充実させることが最も重要なことです。ろ過さえしっかり出来ていれば、水換えの頻度は大幅に少なくすることが出来ます。でもろ過が不十分な場合は、どうしても水換えに頼らざるを得ません。実はこの水換えというものの中に、トラブル発生の危険要因が数多くひそんでいるのです。飼育水を良好に保つために重い腰を上げてわざわざ行なう、アクアリストの良心とおぼしきあの水換えという作業は、魚たちにとっては本当に快適なことなのでしょうか?


私は、水換えというものは、魚たちにとっては一時的にストレスを与えるものだと考えています。

そしてバクテリアの世界にも一時的にストレスを与えるものだと考えています。

ただこれらのストレスは、時間さえ経てば軽減されていくものなので、水換えによって以前よりも水質が良くなっていけば何の問題も起こらないし、結果的にはきっと魚たちも喜ぶはずです。


ここで私が問題にしたいのは、魚たちやバクテリアがストレスを受けている間は、決して餌を与えないでいて欲しいということなのです。なぜなら魚たちは消化不良を起こす危険性が高いうえ、バクテリアバランスが不安定な時の餌による汚れは、最も水質を悪化させる要因になるからです。

では一体どの位の時間、餌やりを我慢すればいいのでしょう。それは水換えの分量に比例すると考えて頂きたいと思います。

具体的に言えば、1/3以内の量を換えた場合で、少なくとも12時間以上を一つの目安にして頂ければいいと思います。ろ過槽の掃除をした時などは、2~3日は何も食べさせずに放っておくくらいでいいのです。


先程のアロワナの話に戻ります。なぜアロワナを引き合いに出したかと言いますと、彼らは熱帯魚の中で、自身の体調の好不調の度合いをその仕草の中で、最もストレートに私たちに伝えてくれることが出来る魚だからです。おまけに水質の急変にも過敏に反応する魚だからです。

彼らは水換えの直後でも喜んで餌を食べます。でも気持ちと体調とは別ものなのです。餌を食べてはみたものの、水換え直後のストレスのせいでお腹の中の餌をうまく消化することが出来ません。結果的には、お腹の中に異物が詰まった状態になってしまい、場合によってはそのまま死に至るケースも起こり得るのです。


これらのことは、程度の差こそあれ全ての魚類に当てはまることだと私は考えています。

順調だったはずなのに、ある日突然に魚の様子がおかしいとか、水槽の水が急に白濁してきたとか、水が緑色になってきたという経験をお持ちの方は、きっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

そのような経験をお持ちの方は、直近にされた水換えの時のことを思い出してみてください。


   ・・・餌はいつ頃与えられましたか?

リストに戻る→tenntyou.html

エサやり厳禁!!水換え後の鉄則!?


京都の熱帯魚店 アクアジュエリーマーサ [熱帯魚・水草・金魚・海水魚・無脊椎・飼育用品の販売]

所在地 : 京都市右京区谷口梅津間町2

定休日 : 金曜日(祝日は営業いたします)

Copyright AQUAJEWELRYマーサ All Rights Reserved.